FXはまず業者選びから



投資取引であるFXは、パソコン一台、もしくは携帯端末が一つあれば簡単に取り引きが行えてしまいます。その他にも、投資にかかる資金の小ささなど、投資取引にありがちなハードルの高さがないため、とりあえず始めて見て、色々と覚えていけばいいだろうと、安易に取り引きを開始する初心者が増えています。
しかし、FXはれっきとした金融商品であり、投資取引です。大切な資金を元に、通貨の売買を行って資産運用をしていくわけですので、慎重に判断を下していかなくては、大きな損失を背負ってしまう事も起こりえるのです。

その一番最初の判断は、取り引きを行うFX業者を選ぶところから始まります。
ご自身の資産を預け、売買の手助けをしてもらい、共に歩んでいくパートナーとなるのですから、慎重に決定をするべきでしょう。
取引業者はたくさんあり、同じFXを取り扱っていても、その条件やシステム、入出金の方法など細かな部分が違っていて、それを選ぶ際のポイントはいくつかあります。

その一つ目は、手数料の額にあります。取り引きをしていく上では、予測を当てて勝率を上げるのと同じぐらいに、コストをおさえて行くことが必要になります。業者を選ぶときは手数料の低いところを、また、これ以外にも、「1ドル=110.00~110.05」などと表示される通貨の買値と売値の差、この場合は0.05円になりますが、このスプレッドと呼ばれている売買根の差額も取引業者に徴収されるので注意が必要です。スプレッドの幅も狭い方が良いでしょう。

二つ目に、スワップポイントと呼ばれる通貨の金利にも注目しましょう。二つの異なる通貨を売買していくFXは、その取引で得られる為替差益の利益の他に、それぞれの通貨の金利の差額も利益として受け取ることができます。このスワップポイントが高く設定されていれば、通貨を買って持っているだけで利益を得つづけることができますので、ぜひ確認をしましょう。

三つ目は、取引業者の約定力を確認します。せっかく高値で利益を産むチャンスに恵まれたとしても、業者のコンピュータシステムが弱く、発注したタイミングで確定が行わずにずれ込んでしまったりしては、そのタイミングを逃すことにもなります。これをスリッページと言いますが、スリッページの幅が少ない業者を選ぶことは、勝率を上げる一番の早道になります。

四つ目は、その売買発注を行ったり、為替レートの情報を確認するためのプラットフォームソフトの充実度になります。これまでの業者の取り扱い的な事もそうですが、こうした操作性や見やすさは、特に取り引きに直結し、場合によっては毎日向き合うものになりますので、慎重に選ぶ必要があるでしょう。

最期は、取り引きができる環境の確認です。パソコンはもとより、タブレットやスマートフォンなどの携帯端末が使えれば場所を選ぶことが無くなりますので、24時間いつでも投資が可能なFXの力を存分に発揮できますし、万が一、停電や故障でパソコンが使えなくなったり、携帯端末を紛失した場合でも、安全に取引を続行することができるのです。

このように、五つのポイントを挙げてみましたが、細部を見ていけばまだまだいろいろな注意すべきところがあると思います。もし、取引業者をきめて投資を続けていくうちに、どうもやりにくいと感じた場合には、思い切って取引業者自体を変えてしまうことも、利益をしっかりと上げる戦略の一つとなるでしょう。